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「仕事」をテーマにインタビュー記事書いてます

趣味を仕事に。友人に彼氏を作るためだった婚活パーティーで起業ー寺嶋美穂さん

大阪など各地で多岐に渡るイベントを開催  

美容師として働きながら婚活イベントを始め、現在はイベントの企画や運営をメインに行っている、寺嶋美穂さん(MUSUBU 代表)にお話をお聞きしました。

 

美穂さんは、編集者の箕輪厚介さん、女性起業家の経沢香保子さん、ブロガー・作家のはあちゅうさんなどご活躍されている方々を登壇者に招いてのイベントも開催しています。

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出典:婚活プロデューサー miho Official Blog

堀江貴文さんの「多動力」などの本の編集者として活躍されている、箕輪厚介さんとのイベントの様子(2018年7月 箕輪ユニバース 大阪にて)。右が箕輪さん、左が美穂さん。

 

めっちゃ綺麗な女の子に彼氏をつくってあげたい大作戦!で、20対20の飲み会を開催したことが始まりだったという美穂さん。休日に趣味の範囲でやっていたことを仕事にしていった経緯などをお聞きしました。

 

趣味を仕事にすることには抵抗があった

はる:飲み会で始めから40人集めれられるってすごいですね。

美穂:ただの知り合いを集めただけっていうね(笑)そしたら周りの友達も聞きつけて、私もやって私もやってってなって、その後も行われるようになったって感じです。

 

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photo by 小西隆博

知り合いだけは元から多かった、とのこと。美穂さんは私から見て、女性からも男性からも尊敬されて好かれる人だと思っています。 

 

はる:周りからの勧めで婚活イベントを仕事にするようになったそうですが、趣味でやってたことを仕事にするって心理的なハードルはなかったですか?

美穂:めっっちゃありました。私がイベントをしていることを知った、とあるインフルエンサーの方から、美穂ちゃんそんなにイベントで集められるんやったらイベントの運営とか向いてると思うよって言われました。でも、あぁいいです、人集めてお金もらえる印象がないんで、これ趣味なんでって言いました。

はる:最初はあんまり乗り気じゃなかったんですね・・・

美穂:でも、いやいやそんなんやったらあかんから1回うちで集客してイベント運営してやってみて、それに対してギャランティーを払うような形でやるからって言って下さって、そこからなんでよすね。

 

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photo by 小西隆博

 

美穂:今でも婚活パーティーは、お金を多くもらいたいという気持ちはあんまりないです。イベントも、登壇者がこの方でこれだけの内容だったら、これくらい満足してもらえるだろうという満足度に応じて金額の設定をしてお金をいただくようにしています。

はる:婚活の仕事を始めたときってどういう状況でしたか?

美穂:美容師を7割で、婚活のプロデュースが3割くらいでしたね。

はる:じゃあすぐに婚活を本業にしたわけじゃないんですね。

美穂:婚活イベントの収入が美容師の収入の1/3を超えたら本業にしようって決めてたんですよね。休みがほぼ週1という中でやっていて、その日数で1/3を稼げるということは、本業にしたら美容師と同じだけ稼げるやろうなと思っていました。プラス給料も3ヶ月分は貯めてました。

はる:いきなり気合いでやったイメージだったんですけど、案外、現実的だったんですね。

美穂:成り行きといえば成り行きでしたけどね。1ヶ月間全く仕事がなくても大丈夫なように準備していましたけど、結果的にはそれまでと同じくらい稼ぎました。 

 

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美穂さんは大阪・東京・名古屋を中心に多拠点で活動されています。美容師や婚活関連の仕事も現在もやっていて、英語の講師や企業向けのコンサルもやったりとパラレルキャリアです。
 

 

大きなイベントはズタボロになりながらやってる

 

はる:美穂さん、大きなイベントはかなり根詰めてやっている気がするのですが。

美穂:そうですね。確かに。

はる:やっぱりゲストがすごい方だからですか?

美穂:どうだろ、そうじゃなくてお客さんが多いからなんですよね。お客さんは数千円払って来て下さっていますし、200人来たとしたらその1人1人を全員満足させようと思うと、やっぱりコンテンツはすごく作り込まなきゃいけないですし。

はる:あ、お客さんに対してだったんですね!

美穂:もちろん登壇者も期待とか思いがありますし、全部の関わってくれた人に何か良い面があるっていうのが私の心がけてる部分なんで、気を遣うんですよね。ボランティアスタッフの人にも、使われた、しんどかったって思われたらそれでイベントはダメになるし、その人たちにも良かったと思われるようにって考えてると、こう、頭の中がぅわーってなる(笑)

はる:それだけのことを考えて運営されてるとは・・・

美穂:それで良かったって言ってもらえて、間近で喜んでいる姿を見ることができるのが嬉しいですし、1つでも多くの笑顔を集めるために、ズタボロになりながらでもやっています(笑)それがもうなんとも言えず楽しいっていう。

はる:美穂さんなにかの境地に達していますね(笑)登壇者の方には美穂さんからイベントの提案をしているのですか?

美穂:そうですね、企画書を書いて提案しています。

はる:美穂さんが尊敬している人だからアプローチしてるんですか?

美穂:当初ある方に、大好きです、関西の方にもお引き合わせしたいのでぜひ来てくださいという想いを、ファンレターのようにずらーっと書き連ねたのですが、断られたんですよね。

はる:そんなことがあったんですか?

美穂:えー、来てよーと思ったんですけど、あとから考えたらちゃんとした対応やったと思います。熱い想いがあれば行くということをしていたら、それが上手に伝えられる人のところには行くって公平じゃないですよね。こういうメリットがあるのでどうですかとビジネスとして提案した結果、行きます、いやお断りしますというのが公平なジャッジやなと思って。1回断られて、2回目に企画書書いて、3回目にもう1回企画書出してOKになって、しつこい、3回も言いに行ってる。

はる:美穂さんやっぱり根性すごいですね(笑)

 

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バリバリやってる一方で、起業は自分の代わりがいないから体調管理が重要ともお話されていました。(左は美穂さんのヨガのレッスンを担当していた平田紗希さん)

 

女性の自立を支援して子ども達が夢を持てる社会に

はる:反抗期だったときと生徒会長をしていた時期、両方の大人の反応を見てきたというお話が以前あったのですが。

美穂:中学校の2年生くらいまで反抗期で、今は柔らかく見えるかも知れないですけど、一致してないことを言う大人とかがすごく嫌いな時期があったんですね。嫌いな先生にはお前嫌いやって言っていました。髪の毛真っ赤で、でも友人にはすごい恵まれてて、ヤンキーにありがちな、ややこしい上に仲間も多いっていう。

はる:おぉ・・・

美穂:それがなんでコロっと変わったのかというと・・・単純なんですけど、内申が低くて行きたい高校に落ちたんです。倍率が3倍と高くてすっごい勉強して、友達4人で受験して私だけ落ちた。内申なんて大人の評価やからいらんわって思ってたんですけど、受験が終わった瞬間、内申が、内申が・・・(´;ω;`)

はる:すみません、笑う話ではないんですけどおもしろいです(笑)

美穂:自分だけ行けなかったっていうのがすっごく悔しい。私のことを、曲がったことが嫌いなだけだと分かってくれている先生に、お前アホやなと。ええやつなのに、もうちょっと社会を渡れるようにならんとなって言われて。

はる:現実は厳しいです・・・

美穂:高校に行って、ここは心機一転やと。超真面目に生徒会をし、リーダーシップをとり、先生達からは寺嶋はちゃんとしているみたいに思われてました。中学時代は風邪でしんどくて休んでもずる休みやと言われてたのが、高校でドッジボール大会あるから休んだろと思ってしんどいですって言ったら、寺嶋、休んでいいんやぞ、お前は頑張り過ぎるからと言われて。ぜーんぜん違う。

はる:えー!

美穂:私っていう中身は2,3年の間でほぼ変わっていないのに、やっぱり人って見た目で判断してるんですよね。他人の評価ってうつろうものだから、意味がない。自分自身で自分を評価すべきだとそのとき思ったんですよね。

はる:説得力があります。

 

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photo by 小西隆博

 

はる:MUSUBUで働いている人って、何人いるんですか?

美穂:スタッフは3人。大阪と、石川と、もう1人はラオスにいる。

はるラオス!!

美穂:これも叶えたいことの1つやねんけど、女性は場所に関わらず、自分の能力でお金を得ることができると思うのよね。そのためのシステムを作りたくて。

はる:みなさん普段は何をされているのですか?

美穂:OLの子と、起業家もいます。私が提示したことに対してやりたいと手を挙げた人に仕事を渡すようにしていて、なぜかというと彼女らはうちの事業が本業ではないし、やりたくないことをお金がもらえるからって嫌々やるのはナンセンスなので。起業される方はぜひ、好きなことを仕事にするべきやなぁと思ってます。

はる:美穂さん、苦手なことはアウトソーシングするそうですが。

美穂アウトソーシングするのは私の主義ではあるんですけど、でも私がやりたくて起業して前に進んでいるわけやから、雑務とかしんどいことは私がやるべきやと思うのよね。ただ彼女らの方が技術を持っていて、お金の管理が得意な人とか、広報をやってる子とかもいるので、やりたくて楽しいのであればやってもらった方がいいと思ってます。

はる:今後実現したいことなどはありますか?

美穂:人の心に火をつけるような大きなイベントや企画をどんどんやって、しいては女性の自立などを支援できるようになりたいなと思っています。最終的な目標としては子ども達が夢を持てるような状態を作りたくて、周りの大人が生き生きとしてたら、子ども達も自然とあの人みたいになりたいと言うと思うのよね。

はる:そうですね。

美穂:夢がないという人たちにいっぱい人を引き合わせていきたいし、女性が自立すると大人達がキラキラしてくるので、それで子ども達が夢を持てる社会になればと思っています。

 

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photo by 小西隆博

 

NPO法人と社会貢献について思うこと

はる:これからやりたいイベントはありますか?

美穂:地方創生がしたいですね。人が来ないところでおもしろいを企画して、1万人とか来ればすごい経済効果になるんで。

はる:規模が大きいですね!

美穂:これまでも、九州で婚活パーティーして下さいとか、地方創生の依頼は何度かあったんです。でも今の私で動員できる人数だとそれほどの経済効果にはならないと思って・・・それでもいいですよと言って下さったところもあったんですけどね。

 

 
 
 
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楽しいは正義、ポケモンGOのように楽しいことには人が集まって、気持ち良くお金も払ってもらえると話していた、ポケモン大好きの美穂さん。写真は横浜でのピカチュウのイベントの様子。

 

はる:次にまた大きなイベントを開催する予定は何かありますか?

美穂:今はNPO法人の1000人規模のフェスを企画しています。NPO法人セミナーを企画したことがあって、関わったからには何かしてあげたい、って言ったらおこがましいけど。でもほんまにやってる人を見て、この人たちみたいにはできへんわって思いました。子どもの問題だったり差別の問題だったり、身を削るような想いをされながら日本を良くしようとやっているんですよね。

はる:頭の下がる思いです・・・

美穂:それで私の社会貢献って、社会問題になる前の小さな問題の解決に繋がるようなことをやっていくことやなと思ったんです。そしてNPO法人の人たちと関わって、自分のできることをシェアしたいと思っています。私ができることと言えばエンタメの要素がある行事をすることで、人気が集まれば大きな力を持つと思うのよね。

はる:芸能人が寄付したとか話題になるし、やってみようという人も増えますからね。

美穂:そうそう。でも私がやってることって、結局は大阪人のただのおせっかいなんです。人を結び付けて、そこからいいパワーが生まれて幸せになってもらうっていうのが私のモットーで。この人とこの人が繋がったらいいなーっ♡っていうのがちょっと大袈裟になって、人が多くなったっていう感じですかね。

はる:美穂さんたくましくてきめ細やかで、お話聞いてますます惚れてしまいました。ありがとうございました!

 

 

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