このブログでは「仕事」をテーマにインタビューをしているのですが、インタビューさせていただいた、カメラや映像の仕事をしている人についてまとめました。
会社員生活20年を経てフリーランスに(小西隆博さん)
真ん中が小西さん。インスタフォロワー5000人記念の写真展にて。
これまでの歩み
中学のときに「天空の城ラピュタ」を見てCGでアニメを作りたいと思うようになり、そのために進学した大学で映像に興味を持つようになりました。映像制作の会社などをいくつか経て会社員生活を20年送ったあとに、フリーランスに。
現在はプロフィール写真の撮影や、出張カメラマンとしてイベントでの写真や映像の撮影、映像編集の仕事などをしています。
独立することを意識し始めた頃から毎日Instagramに写真を投稿するようになり、フォロワー5000人というのを目標としていました。そして1年足らずでその目標を達成されました。
会社を辞めることができた理由
「いずれはフリーランスに」という気持ちは以前からずっとあったそうです。会社での異動もあり「そろそろ次のステップに」とフリーランスになる道を選択されました。
目的は明確でないながらも資金などの準備をされていて、そして会社員生活の中でスキルやノウハウを蓄積してきたからこそ、いざそのタイミングになったらフリーになるということができたのだろうなぁ…とお話を聞きながら思いました。
インタビュー記事
新卒1年目でフリーランスに転身(矢野拓実さん)
矢野くんに撮影の写真。フリーランサーの安藤美冬さん(右)と。
これまでの歩み
カメラに興味を持ったのは小学生の頃から。大学での留学の経験から海外を志すように。大学卒業後はIT系の会社に就職。その年の夏の出来事がきっかけでカメラマンを志すように。そして冬にフリーランスに。カメラはほぼ独学で、 就職していた会社もカメラとは関係のないところからのスタートでした。大手企業の撮影の仕事を行うなど、短期間で急成長しています。
異業種から転身して急成長している理由
矢野くんの写真はとっても綺麗!!そして矢野くんを見ていて思うのは、大学で経済を専攻していたからなのか、マーケティング力というか、仕事にするためにはどうしたらいいかという感覚がすごいなと。Instagramでは女性の写真をアップしていますが、仕事の依頼が来る前から、どのような写真を載せていたら依頼が来るのかということを考えていました。
こちら、仕事として撮影したわけではないけど、メイクも衣装もつけての写真撮影。これは人の目に留まります。。
意外だったのは、大手企業の仕事をするようになったのは、人とのご縁から。コミュニティだったり友人だったりがその企業の関係者で声をかけてもらったそうです。でもそもそも「この人と仕事がしたい、撮影してもらいたい」というものがあるからこそ声がかかるんでしょうね。「仕事」という視点と、写真のクオリティ、両者を兼ね備えているからこそ飛躍しているんだろうなと思っています。
インタビュー記事
新卒でテレビ局ディレクターに、独立し沖縄へ(明星雅也さん)
photo by:今井 雅文
沖縄ということで、シーサーのポーズ!
これまでの歩み
大学のとき、卒業する先輩のために作成したスライドショーで泣きながら喜んでもらえたことを機に映像制作のアルバイトを始めます。卒業後はテレビの制作会社に就職し、地上波ゴールデンタイムの番組のディレクターの務めたことも。
フリーランスとなった後に沖縄に移住。沖縄では観光関連の映像の仕事をする一方、東京でもCM作成などを手掛けています。VRやドローンでの撮影なども。2018年に法人化。株式会社Vitto 代表取締役社長。
※スマホなどでVRの映像にならないはこちらをクリック。YouTubeアプリへ移動します。
法人化するまでに事業を拡張している理由
テレビ局時代の仕事を今、直接やっているわけではないそうです。が、別の会社に転職した、当時の同期や友人からの仕事はあるそうで。また、テレビ番組ディレクターという大きな仕事を経験したことで幅広い視野で物事を見ることができる、相手のニーズに応じて提案ができるからまた次の仕事の依頼が来るのでは、とのこと。いずれはその会社から離れるとしても、その会社での経験や繋がりって大きいですね…!!!!
とはいえ沖縄に移住したときは沖縄の仕事はなかったそうです。沖縄と言えば海だからドローンで撮影だ!ということでドローンの会社に全部電話したとか。これまで培ったものだけでやっているのではなく、新たな領域にも自ら進出しています。
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公務員で、プライベートでカメラマンとして活動(山本魁人さん)
photo by 荻嶋義章
これまでの歩み
公務員として働いていますが、カメラとは全然違うお仕事です。3年目の頃から色々と思うことがあり「本当にやりたいことは何だろう」と行動範囲を広げるように。その中でカメラを始めるように。人物の撮影やフォトブックの作成などを行っています。
「副業NG」の中、やっていること
これからのことを模索する中で人の輪が広がっていった山本さん。そうやって出会った人を撮影したり、写真をフォトブックにしたりしています。Instagram等で公開している写真もあれば、公開はしていないけれど年賀状にしてくれたりといったこともあるそうです。
「素直」というのが山本さんのテーマの1つで、それを実現するための1つの手段が「カメラ」となっています。幅広いことに興味を持ってご自身の幅を広げています。
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