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情熱大陸感想!佐々木圭一「伝え方が9割」2017年9月3日放送分

コピーライターの仕事ってこんなに大変だったんだ

華やかなイメージがあったのですが…コピーライターというお仕事。短いフレーズで人の心を掴む。正直、楽そうでいいなーという気持ちもありました(私がブログ1記事書くのに何千字とか書いてるから・・・)。ですが今回、佐々木圭一さんの情熱大陸を見た率直な感想として、佐々木さん、すごくハードなお仕事をされているのだなと思いました。

 

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実はありがたいことにご縁あって、佐々木圭一さんの講演に参加したことがあります。「こんなときはどう伝えますか?」というワークもあって、会場全体でわいわい言いながらの楽しい会でした。だから余計に、あの時の温かくて楽しい講演の裏ではこんなに大変な仕事をされているんだなと思ってしまいました。

 

介護系の会社からの依頼のお話が特に印象的でした。110ものキャッチコピーを3日かけて考える。仕事への熱意と、突き詰めて考える集中力がないとできないことだなと思いました。

 

でもそれ以上に大変そうだなと思ったのは、経営陣へのプレゼン。会長を始め、依頼された会社のトップ陣が何人もいる会議室で、佐々木さんは1人で説明に臨む。私が基本的にパソコン相手の仕事をしているせいもあるのですが、この構図、精神的に辛いなと思いました。考えたキャッチコピーの中から40ほどを持っていって提案されていたのですが、「で、この中からどうやって決めるんですか?」との質問。落ち着いて対応する佐々木さん。すみません、キャッチコピー1つ考えて、はいってできたものを渡したらいいと思っていました。お客様がいる以上、こういうこともやってこそ仕事が成り立っているのですね。

 

作った人がどんな想いを持って、そして労力をかけているのか、これからキャッチコピー見るときは考えてしまうだろうなと思いました。「伝え方が9割」の本のヒットがありながらも、なお愚直にキャッチコピーを考え続けている姿を垣間見ることができました。

 

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伝え方の技術は娘には効かない

2人の娘さんの父親でもある佐々木圭一さん、トライアスロンで2人の娘と一緒にゴールするのが夢と話されていて、そして実際、1人を抱っこして1人と手を繋いでゴールしていて、なんて素敵なパパなんだ、と思いました。

 

だけど、わがままな年頃の娘さん達に、こうしたらと言っても全然聞いてくれない。さらには、プロポーズの言葉って何だったんですかとよく聞かれるんですよという話題になって、実は奥さんにはそれがプロポーズだったと伝わっていなかったことが発覚。

 

そんなことがありながらも、幸せな家庭を築いていらっしゃるんだろうなという印象でした。佐々木さんが等身大の自分で家族と接しているようで。「伝え方が9割の、残りの1割は愛」っていう言葉は、佐々木さんが言うからこそ腑に落ちるんだと思います。

 

伝え方が9割、読みました

 

伝え方が9割

 

続編やマンガ版もあるようですが、私が読んだことがあるのはこちらの元祖のものです。佐々木さんが発見した、伝わるキャッチフレーズの法則などが書いています。放送を見ながら、そうだそういうこと書いてたなーと復習しているような気持ちになりました。

伝え方に関する本は他にもありますが、この本は、例文がたくさんあって身近なエピソードを対象にしているから分かりやすいこと、 ユーモアがあること、そして佐々木さんの温かい人柄が伝わってくるような本だということが、ベストセラーの理由なのではないでしょうか。

 

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