ヨガの資格「RYT200」を師匠に弟子入りして取得
いい意味で普通の女の子っていうイメージです。ヨガインストラクターのさきちゃん(平田紗希さん)。平日の夜や休日にヨガインストラクターとしてレッスンをしています。
さきちゃん(左)と私(右)。さきちゃんはかわいらしくって癒し系です。
インストラクターをやって2年。ある程度のいきさつは聞いていたし、資格をとってヨガインストラクターになって、時間の都合をつけるために転職したと思っていたのですが…ビミョウに私の認識、ズレていました。
他にも好きかもって思うことはあったのでは?
元々さきちゃんは好きなことを探していた人です。当時入っていたコミュニティ(私も入ってた)での単発のヨガのレッスンがきっかけでヨガを始めます。
はる:やりたいことを探していたとき、いいなと思うものは他にもあったと思うんだよね。でもなんで、ヨガだと思ったのかなって。
さき:もともとすごい飽きっぽいんです。好奇心旺盛だから、私はこれだわって思うことは多いんですけど、長続きしなくて。
はる:そうなんだ。じゃ、やってはみてたんだ。
さき:一旦はやってみるんですけど、ちょっとした気持ちだから続かなくて。でもヨガは1回目で効果が出たのが衝撃で、これだけ心も体もリフレッシュするヨガってすごいなって。
はる:それで、2回目、3回目って行くように?
さき:始めはいち生徒として通ってました。元々頭痛とか肩こりとか不調だらけだったんですけど、全部軽くなっていって、仕事も忙しくてネガティブだったんですけど、だんだん前向きになって。もっと続けたら、もっと健康になって前向きになって、人生変わるかも知れないって。
はる:で、私の人生はヨガをずっとやっていこうと思った?
さき:いや、、ただヨガのことをもっと知りたいって思っただけですかね。私、せいぜい半年先のことまでしか考えられない…(笑)
はる:じゃあ、興味があるからやっていったっていう感じかな。
さき:そうですね。
「RYT200」は200時間のヨガの資格
はる:資格ってどれくらいの期間でとれたの?
さき:ヨガはRYT200っていう資格があって、200時間勉強して最後にテスト受けて合格になるんですけど、先生とか学校によって違っています。1年かける場合もあれば短期集中のとかもあって、私は半年でした。毎週土曜日に6時間と、隔週で水曜に2時間。
はる:そんなにやったんだ。
さき:座学と、ヨガの教え方、そして解剖学、瞑想とか。精神的なものとかも、けっこう網羅していました。
はる:最後テストに受からないと資格はとれない?
さき:そうです。学校でとれる場合と、私の師匠みたいに教える資格を持ってる人が自分で講座を開く場合があって。師匠がテキストも作って、テストを見るのも全部師匠です。
はる:私もブログは師匠がいるけど、わりと距離は近い感じで。
さき:私も普通に雑談しますよ。ずーっとカフェで。お昼のヨガのあとだったのに、気づいたら日が沈んでたとか。
はる:師匠も講座、土曜6時間、水曜隔週2時間ってがんばったなぁって。
さき:しかも私達が第1期だったんで、テキストとかも全部作ってくれたんです。当時忙しいのもあってけっこう大変だったとあとから言われましたけど(笑)
はる:一応、講座料みたいなのは払ったのかな?
さき:もちろん。でも、惜しみなく全部教えてくれたっていうか。もっと払っても良かったっていうくらいです。
転職したときはインストラクターになることは考えてなかった
はる:新卒で入って1年目、辞めるって話を会社にしたとき、ええーって言われなかった?
さき:全然です。当時いた会社は辞めていく人ばっかりだったので。いいよいいよって。何するの、え、ヨガ!って感じで。
はる:会社辞めることよりもヨガの方が意外だったんだね(笑)
さき:カスタマーセンターの仕事で基本電話で。続けてもこの先はもうないっていうのは分かっていたし、一旦休むじゃないですけど、人生のこと考え直そうかなって思って、っていう感じですね。
はる:じゃあ、会社辞めたのってインストラクターになる前だったの?
さき:RYT200の講座一緒に受けないってレッスンに通ってた人から誘われて、ヨガの勉強をする時間が欲しくて。そのときは先生になりたいなんて1mmも思ってなかったですし。
はる:え、そーなの?
さき:でも思い返すと私、人に教えること好きなんですよ。おばあちゃんにガラケーのメールの打ち方を教えてあげたりとか。小学校6年生くらい。そのときにおばあちゃんに言われたのが、あんたは全然、イライラしないでずーっと教えてくれるね、って。
はる:ヨガの講座受けてるうちに、あぁインストラクターもいいかなーみたいな?
さき:やってるうちに自分が良くなったから。例えば頭痛とか悩んでいる人多いじゃないですか。もしかしたらヨガで治せますよって言ったら、その人も変われるかもって思って。
はる:さきちゃん、週4のところで働いてたり週5だったりだよね。
さき:講座を受けてたときは土曜日と水曜日のお昼に隔週であったので、水曜日もお休みにできる週4のところでした。
はる:じゃあ、人生ヨガでっていうより、数ヶ月先を考えたときの働き方を選んだって感じかな。
さき:ちゃんと働いた方がいいのかなっていうのも思ったんですよね。 でもあのときはタイミングがバシって合ってたんです。仕事辞めたいなと思っていたときに、講座に誘われていて。タイミングって人生でそう何十回もきてくれないから。これは取りにいかなきゃって思ったのもありますね。
ご縁でスタジオのレッスンも担当することに
はる:始めは知り合いに声をかけてレッスンやっていたけど、毎回いっぱい人が集まるわけじゃない、そのときはどんなことを思ってた?
さき:まだ全然知られてないから、来ないのはしょうがないかなーって。なので、地道に連絡したりとか。
はる:今は火曜日はさきちゃんが開催するレッスンで、最近では土曜にスタジオのレッスンもやるようになって。確か、誰かの繋がりで代行でやったのがきっかけだったっていう…
さき:そうそう、伊藤さんって知ってます? 美人カフェ の人。
http://bijincafe.com/health-yoga-hirata1/
「美人カフェ」は、外見もそうだけど、内面美人さんを紹介しています。伊藤さんとは、さきちゃんと私も入ってたコミュニティでの繋がりです。
はる:あー、うんうん。さきちゃんが前、出てたの見た。
さき:美人カフェにそのスタジオのスタッフさんが出ていて。で、スタジオの代行の先生が見つからなかったときに、美人カフェにヨガの先生出てましたよね、代行足りなくて来てもらえませんかねって伊藤さんに連絡があって。
はる:あ、そうだったんだ。
さき:その日新規の会員さんが2人いたらしくて、体験でレッスンを受けられるんですけど、2人ともレッスン後に会員になってくれたみたいで。
はる:すごい!!
さき:で、レッスンの枠を増やすから先生増やさなきゃっていう動きがそのスタジオであって、声かけてくれたんです。
火曜と土曜のレッスンの他、不定期でイベントもやってるさきちゃん。この日はハープヨガ。ハープの音色を聞きながらヨガします。
近い将来ヨガで独立したいと思う?
はる:具体的に、私は何年以内にヨガ1本でやっていくわ、みたいのはある?
さき:始めそれ考えていたんですけど。でも私はコツコツやっていった方がうまくいってたみたいのが多かったので。スピード感も大事だとは思うんですけどね。10年、20年とかでも自分らしくやっていける方法で、それで独立できたら嬉しいなーくらいですね。
はる:好きなことができればいいっていうわけでもないからね。
さき:あとは何でか分かんないんですけど、昔から、自分の名前を残したい。
はる:へー!!
さき:自分の名前で活動したいっていうのがあって。○○社の平田ですじゃなくて。小学校の図書館にエジソンとか、ナイチンゲールとか、豊臣秀吉とか伝記のシリーズがあるじゃないですか。本になるくらい生きてる人ってすごいなって。なんで私、こんなに自分の名前でやっていきたいんだろうって考えた時に、そこからきてるんじゃないかなって思い始めて。
はる:さきちゃん武将っぽいね。ナイチンゲールは分かるんだけど、さきちゃんから秀吉の名前が出てくるって思わなかったし(笑)
さき:え、どうなんでしょうね(笑)あとヨガに限定しているわけじゃないんですけど、やりたいと思えることをやって毎日楽しいって思える人を増やしたい。今の世の中って殺伐としてる部分もあるじゃないですか。雰囲気が変わっていけばいいなっていうのはあります。
はる:さきちゃんも始めはやりたいことを探してたところからだよね。
さき:好きなことを探すには、何でもやってみる。やらないと好きか嫌いか分からないし。
はる:合わないって思ったらやめちゃったらいいしね。
さき:全然いいです。続けているの時間の無駄なので。そこから好きなことを見つけて、続けていたら、人生変わるかも…??
はる:さきちゃんも好きなことを探していたところから、興味があったものを続けてきて変わってきたしね。どうもありがとうございました!
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