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BUMP OF CHICKEN『Merry Christmas』歌詞に心慰められた過去

孤独で温かいクリスマスソング

私自身、人と接するのが嫌いというタイプでもないけれど、自分のことを話すのは下手な方だと思う。特に悩みを人に話すたびに失敗する。明るいからそういうふうに考えていると思わなかったと共感されるよりも驚かれたり、どうしてそんなことを言うと反発されたり…

 

 

人に話すことが苦手だから、折れそうな時に自分を支えてくれるのは音楽、特に歌詞だった。自分の表現できない気持ちを代わりに表現してもらっているというか、何も否定せずに受け止めてもらっているというか。文章を書くことが好きなのも、自分を支えてくれた音楽の中の言葉のように、辛い想いをしている人に何かを与えられるようになれたらという気持ちがあったりする。

 

 

BUMP OF CHICKENの『Merry Christmas』も、辛いときに聞きまくった曲の中の1つだ。

 

 

 

その時期、人間関係に悩まされていた。数人で取り組んでいることがあったのだが、その中の1人から色々と悪く言われていた。思い通りにならなくて苛立っていて、私が言いやすかったのだろう。あることないことと言うか、ないことないことに対する不満をぶつけてくるのでまともに応じなかったのだが、あとになって思えば、自覚していたよりも精神的に削られていった。周りも気にかけてくれてはいたが、状況がよく分からなかっただろうし、他人の騒ぎにあえて触れてくるようなことはなかった。

 

自分だけではどうしようもない状況だったから別のメンバーに相談していた。最初のうちは単純に相談されるのが嬉しかったのかも知れないし、取り組んでいることに対する情熱もあったのかも知れない。だがいつまでも状況は良くならないし億劫になったのだろうか。次第にからかってくるようになった。面倒なことに巻き込まれるのが煩わしい、その気持ちも分からなくはない。

 

 

「なんでそんなに悩んでるの?みんな気にしてないのに」そう言われたときは怒りとか悲しいとかを通り越して、半分パニック状態になった。

 

 

 

人としてのレベルを上げるためには、「許す」ということが必要らしい。自分を傷つけてきたような人にも、良い経験をさせてもらってありがとうと感謝できるような人にならなければならない、と。

 

でも私は、そんな立派な人間になれそうもない。悔しさとか寂しさとか、恨んだりとか自責の念とか、あらゆる感情が渦巻いて、何も手につかなくなる日もあった。だけどこの曲を聴いていると、そんな自分の気持ちに寄り添って受け止めてくれるようだった。「許せずにいる事…」何度も何度も聴いた。

 

 

 

孤独で、そんな自分でも誰かの幸せを願いたくて、でも寂しくて。一言では語れない感情を表現できるのは、音楽だからできることなんだろうなと思う。孤独感が存分に伝わってくる曲なのに、切なくて温かい気持ちにもなる。最後の「Merry Merry  Christmas…」と繰り返されるフレーズを聴いていると、心が穏やかになるような気がする。

 

立派な人間にはなれそうにもないけど、私にとって大切な誰かが傷付いているようなときには、その気持ちに寄り添えるような人でありたい。この曲を聴くたびにそんなふうに思う。当時、一緒に取り組んでいた人の中には、心配してくれてこっそりと「大丈夫ですか?」とメッセージを送ってきてくれた人もいた。そんなことが泣けるほど有り難かった。

 

【歌詞】

BUMP OF CHICKEN -Merry Christmas-

 

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